オーストラリアのコロナ禍で起こった
あの有名なシドニーでのトイレットペーパ争奪戦騒動から数年が経とうとしています。
どこのお店を探しても見当たらないほど、レアアイテムだったトイレットペーパーも
今では普通に日用品として棚に陳列されています。
この記事ではコアラさん御用達、オーストラリアのエコフレンドリーなトイレットペーパー2商品について紹介していきます。
トイレットペーパーを選ぶなら
みなさんはトイレットペーパーへのこだわりはありますか?
エコフレンドリーに生きたいよね〜
コアラさん夫婦のこだわりはリサイクルペーパーかどうかです。
いつも手に取るのは、カエルさんのキャラクターが目を引くNaturaleという商品です。
Naturale
こちらオーストラリアで作られた100%リサイクル製品です。
オフィスで出た裏紙を再生して作っているんだって
FSC®(Forest Stewardship Council®:森林管理協議会)の認証も受けているようなので
こちらの商品を買うことで森林保全を応援できるということにもなります。
そんな商品がColesやWoolworthsなどスーパーで気軽に購入出来るのもありがたいですね。
以前はダブルの6個入り、パッケージがプラスチックフィルムのものしかなかったのですが、
最近はトリプルでパッケージも紙袋仕様のものが販売されるようになりました。
さすが、環境保全意識が高い企業、益々ファンになりました。
Who gives a Crap
まずはこちらの写真をご覧ください!
リサイクル製のダンボールに所狭しと並べられたカラフルな個包…
とっても可愛い♡
なんだかオシャレ!
と思った人、挙手をお願いします。
トイレットペーパーなのですが、こんなカラフルな紙でラッピングされています。
「今年のクリスマスツリーの下にはこちらのトイレットペーパーを並べよう!」
と毎年クリスマスのプレゼントに頭を悩ますオーストラリア人に教えてあげたくなります。
こちらは梱包も含めて全てリサイクル、コンポストにも出来るとのことなので、
かなりエコフレンドリーですね。
ではこちらのトイレットペーパーを供給している会社名Who gives a Crapについて英語の勉強も兼ねて少し触れておきましょう!
Who gives a Crap?って…
Who Gives A crap?
誰が気にかけてくれるの?
みたいなニュアンスです。
こちらの会社も環境についてきちんと考えている会社です。
環境問題について誰が気にかけるの?(みんなで気にかけようよ!)
みたいな願いも込められているのかなぁ。
英語でcrapっていうとウンチっていう意味もあるので、
トイレットペーパーとそこを掛けていると思います。
なかなかウイットに富んでますね。
更にこちらの会社の素敵な部分を発見!
利益の50%をパプアニューギニア、東ティモール、ケニア、インドなどにトイレを建設したり、バリアフリーの促進、石鹸を供給したり、水の衛生に関するプロジェクトを行っているWASHというプロジェクトに寄付しているそうです。
トイレットペーパーを買って世の中に貢献♡
まさに一石二鳥ですね!
ただ残念な点が2点ほどあります。
こちらオーストラリアの会社ではあるのですが、資源の調達とコストの問題で製品は中国で作られているそうです。
もう一点はスーパーなどで気軽に購入できないところ。
オンラインサイトにての購入になります。
30ドル以上で送料無料だったので、今回払ったのは商品代金の32ドルだけ(2022年10月現在確認したところ38ドルに値上がりしてました)
消費者からすると喜ばしいことなのですが、CO2など環境問題を考えるとオンラインショッピングは心が痛みます。
この商品がもっと手軽にスーパーなどで購入できたらエコやリサイクルに興味を持ってくれる人がもっと増えるんじゃないのかぁと思っておりました。
そしたらどっこいスーパーでも購入できるようになってきてるみたい!
追記:なんとこの記事を投稿した次の日、SUPABARNというちょっとお洒落目なスーパーでバラ売りしているのを発見しました!店舗数が少なめなのが残念です。
更に追記!
2022年10月、なんとオーストラリア大手激安スーパーALDIの店頭でも見かけるようになりました!
2023年12月には、クリスマスシーズン用のデザインで売られていました。
とっても可愛かったので思わず購入してしまいました。
2つのリサイクルトイレットペーパーを比べてレポート!
Who Gives A crap
- 24ロールでAU38ドル
- 1ロールのお値段は約1ドル58セント
- トリプル(3枚重ね)
- 400シート
Naturale
- 6ロールでAU4ドル
- 1ロールのお値段は約67セント
- ダブル(2枚重ね)
- 230シート
こちらの値段だけを見るとnaturaleの方が圧倒的に安いのですが、
1ロールにおけるシート数も違えば、ダブルとトリプルの差もありますのでどっちがお得なのかは微妙なところ。
コアラさん個人的にはダブルの方が好きです。
写真でもわかる通り、見た目はWho Gives A crapの方がペーパー密集していて、しっかり詰まっている感じで綺麗です。
触り心地は両方ともリサイクルペーパーということもあり荒い感じであまり違いを感じられませんが、使用感はさすが3枚重ねのWho Gives A crapの方がリッチな感じです。
今はnaturaleからも12ロールAU$6.5でトリプルの製品が販売されているので、お得にダブルのリッチ感を求めるならばこちらが良いかと思いますが、最終的には個人の好みですよね♡
最後に
トイレットペーパーを選ぶ理由は人それぞれあると思います。
安いから、肌触りがいいから、香りがいいから…
その理由を「環境にいいから!」にシフトしてみませんか?
そんな小さな変化から世の中が良い方向に変わっていくような気がします。
地球温暖化に自然破壊、問題は沢山あるけれど、
みんなで取り組めばまだ間に合う!
そんな風にコアラさんは思うのです。
最後まで読んで頂きましてどうもありがとうございました!
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