女性にとって美容院って、基本ポジティブになれるワクワクする場所ですよね。
少なくとも日本に住んでいた時はそう思っていました。
それがオーストラリアに来てからは、面倒でナーバスになる場所。
ヘアカットしてもらっている間に、色々会話できるほど英語力に自信はないし、ぶっちゃけ技術面も不安。
今回はコアラさんが移住当初に体験したシドニーの美容院でのお話をしていきたいと思います。
オーストラリアのファッショントレンド
オーストラリアに移住してからというもの女子力とかファッションっていうものからどんどん遠のいている自分を感じる今日この頃ですが、オーストラリアに住んでいるということがそうさせるのか、はたまた自分の気持ちの問題なのか… 謎は深まるばかり。
オーストラリアって多民族国家なので、様々な人種、文化や価値観から派生するファッションがあります。
日本みたいに、今年の流行りはこれ!みたいのが当てはまらないので、みんな個性豊か。
とはいえ、大半の人が楽な方に流されがちなので、ビーチサンダルにTシャツ、短パンやフィットネスレギンスのようなファッションの人が沢山。
なんかダサいなぁとはじめの頃は思っていたのですが、今では何の違和感も覚えず、自分もその一員になりつつあります。
そして髪型に関しては本当に個性豊か。
日本みたいに、あのカラーリングは社会人としてどうかな?とか
あの年齢であの髪型はないよねーみたいな感覚はほとんど皆無な気がします。
シドニーの美容室
髪って急に切りたくなりませんか?
日本を離れて半年以上経ち、髪を切りたい衝動が発作のように出ては、抑えるの繰り返しでした。
日本にいたら、よし、美容院行こう!ってすぐに行動できるのですが、海外に住んでいると美容院に行くのもなんだか敷居が高い気がします。
毛先カットだけだったら難しい技術もいらないはずだし、やっぱりなるべく安いところがいいなぁ~
なんておばちゃん思考のコアラさんが向かった先は
大型ショッピングセンターの中にある割と見た目スタイリッシュな感じの美容院
恐る恐る受付に近づき、とりあえず値段を確認すると
カットとシャンプー込みで$30とのことで、シドニーでは圧倒的に安い!
値段で迷わず即決です(笑)
担当の美容師のお姉さんの言われるがままに席に向かい、バッグを置こうと荷物を置く場所を探したのですが見当たりません。
置き場を聞いたところ
その辺り適当に置いてと言われてしまいました。
えっ!?
日本だったら、ロッカーとか籠とかあるんですけど…
バッグに貴重品入ってるんですけど…など
色々な思いが巡りましたが、ここはオーストラリアということで自分を納得させました。
シャンプー台に案内されてシャンプー開始!
すると私の担当美容師さんが隣のシャンプー台にいるスタッフと雑談し始めました。
話するのはいいけど、ちゃんと手を動かしてくれよーと心の声。
お湯加減を聞いてくれー!
強さは丁度いいかとか、洗い足りないところとか聞いてくれないのかー?
しかも会話の内容が給料の話だとか、前働いてた美容室の話だとか、客の前で話す内容ではないような…
日本だったら絶対にありえないです。
毛先10cm程度揃えて切ってもらうだけだから大丈夫!
と自分に言い聞かせて席に戻ります。
長さの確認と前髪をどうするか聞かれて、カットに入ります。
この担当美容師さん、コアラさんには見向きもせず他のスタッフと話しながら、コアラさんの髪を切り始めました。
まぁ、話かけられても困るので内心ホッとしながら経緯を見守りました。
過剰なサービスは期待しない。
きっと日本のおじさん営業マンが仕事の合間にクイックカットに来ているのってこんな感じなんだろうな~
そうこうするうちに、カット終了。
本当に毛先を揃えただけなので、技術がどうこうのレベルではありません。
なのですが、その美容師さんがすごく満足気にコアラさんのヘアスタイルを店内のみんなに自慢し始めました。
「見てー!すごい素敵なスタイルでしょう?」
コアラさん、みんなに注目されて嬉しいやら恥ずかしいやら…
おそらく思うに、この美容師さんはコアラさんのようなアジア人の髪をあまり扱った経験がなかったのではないかと思います。
スタイリングしなくてもストレートで割とコシがあって、まとまりやすい髪
まぁ、自分で言うのもなんですが割と髪質は良い方で、カラーリングもしていなかったからダメージもそこまでないし。
ヘアスタイルの仕上がりに美容師さんも満足そう。
なので、見た目の変化はほとんどないのですが、コアラさんもハッピー♡
ですが、それ以降この美容室に足を運ぶことはありませんでした。
これ以降も同じような価格帯のローカルの美容室に2回ほど行ってみたものの、会話するのが気まずいので、結局、日本に帰国した時に幼馴染の経営する美容院に足を運ぶというパターンが定着しました。
お家でヘアカット
新型コロナウィルスでロックダウン生活真っ只中の昨年4月、当分日本にも帰れそうにないし、なんかストレスが溜まってか、無性にイメチェンしたくなりました。
ワンレンだったのですが、自分で前髪をパッツンと切ってみると、今まで見ぬ自分がとっても新鮮♡
調子に乗って、サイドも切っていくうちに後ろも切りたい衝動が…
そんな時は頼れるダーリンの登場です。
裁断バサミを手渡して、とりあえず毛先を揃えてね!とお願いしました。
ジョキ!ジョキ!
なんか床に落ちる毛束が…((((;゚Д゚)))))))
明らかに10cmを超えているぅうぅ
結果、ウエストライン辺りまであった髪が胸の上辺りになっていました。
まぁ、頼んだ自分の責任ですよね。
ごめんねー
ラインを揃えようと思って切っただけなんだけど…
そんなこんなでコアラさんの現在のヘアスタイルはダーリンのカットからそのまま伸ばしっぱなしで10か月経過中です。
そんなズボラなヘアスタイルですが、特に何の問題もなし。
何ならいい感じ(笑)
その理由をコアラさんなりに考察してみました。
ヘアケアについて
1、毎日髪を洗わない
日本に居た時って、神経質になりすぎてほぼ毎日髪を洗っていましたが、こっちに来てからは汗をかいたりした時は例外として1日おき、もしくは2日おきくらいのペースで洗っています。
頭皮が乾燥しすぎないし、ドライヤーを使う頻度も減るので髪にも良いようです。
2、ヘアセットしない
仕事していないので、ヘアセットする必要がなくなりました。
髪を結ぶ必要もないし、スタイリング剤も使わないので髪への負担が少なくなりました。
3、メイソンピアソンのブラシでブラッシングしている
メイソンピアソンとは創業150年のイギリスのヘアブラシの老舗ブランドです。
希少な猪毛を使用し、熟練の職人が一本ずつ手作業で製造しているハンドメイドのヘアブラシ。
世界トップレベルのヘアスタイリストやセレブリティ御用達ということもあり、値段もさることながらその評価からブラシ界のロールスロイスとも評されています。
車のロールスロイスには手が届かないけど、これぐらいだったら僕にも買えるね!
コアラさん、このブラシ日本にいる時から使用しておりまして、かれこれ8年以上使い続けております。
定番のハンディブリッスルというタイプのブラシを最初に購入したのですが、猪毛がもたらすマッサージ効果が気に入ってしまい、携帯用にポケットブリッスルという小さめのサイズも持ち歩くほど。(ハンディブリッスルはハンディという割には大きめで、持ち運びには不向きです)
一度ダーリンに貸してあげたところ、気に入ったとの事だったのでプレゼントしてあげました。
男性の方や強めのブラッシングが好みの人は硬質タイプの猪毛のブラシがオススメです。
ブラシ一本の値段にしては、決して安いお値段ではないのですが、その良さを共感して欲しくて、コアラさんの妹とママにプレゼント♡
高級感があるので、結婚式でお世話になった人へのギフトにもしました。
男性女性問わず大切な人へのプレゼントにはぴったりだと思います。
購入はこちらのサイトからできます!
【英国伝統の高級ヘアブラシ メイソンピアソン】コアラさんのブラシ8年とかなり年季が入っておりますが、さすがはブラシ界のロールスロイス、多少のクリーニングは必要なものの、全く衰えを見せません。
猪毛には適度な水分と油分が含まれているので静電気が起こりにくくキューティクルを傷めずブラッシングできますよ。
自分の頭皮の油分を髪全体になじませる感じで毎日ブラッシングしてます。
コアラさん今年46歳になりますが、まだ白髪がありません。
これもひとえにブラッシングの効果かなぁなんて思っております。
まとめ
シドニーのお値段安めの美容院に行ってみましたが、やはりその値段相応の技術とサービスでした。
日本人の美容師の技術は世界の中でもトップレベルと言われており、シドニーにも日系美容院がいくつかありますが、接客やサービス、満足度を考えると、今後は日系美容院に足を運んでみてもいいかなぁ…と最近思うようになりました。
長い文章、最後まで読んでいただきまして、本当にありがとうございました♡
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