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オーストラリアで職探し! ジャパニーズレストランで働いて辛酸をなめた話 ②

日本レストラン仕事

こちらはオーストラリアのシドニーに移住したコアラさんのお仕事体験記事です。

前回までの記事をまだ読んでいな方は是非こちらを先に読んでみてください。

前回の記事では日系企業でオフィスワークの仕事の末、自分の英語力の無さを嘆き、仕事を辞めて英語学校に通うというお話をしましたが、こちらの記事は英語学校に約9か月通って、英語のブラッシュアップをしたコアラさんがたどり着いた就職先がまたジャパレスだったよ!というオチです。

チャイナタウンからの脱出

引っ越し用の段ボール

しばらくTAFE(Technical and Further Education)と呼ばれる公立の専門学校の英語コースに通い、学生生活を満喫したコアラさん。

そして来たる2019年早々、引っ越しという大イベントを行うこととなりました。

今まではずっとダーリンの実家にお世話になっておりまして…

お世話になる = 同居

これが結構シンドかったのですが、そちらはまた違う記事でゆっくりとお話します。

ダーリンの実家はチャイナタウンと言っても過言ではない位、チャイニーズ文化が濃い地域にあります。

北京ダックが店頭に吊るされているレストランが軒を連ね、看板が中国語で書かれたお店が至る所にひしめき合い、北京語、広東語が飛び交う街。

ちなみに前回の記事にも書いた、コアラさんが初めて働いたジャパニーズレストランはこの一角にありました。

西洋風建物が並ぶような町並みを想像してシドニーに来たコアラさんにとって、この光景はとってもショッキング!

来て早々引っ越ししたい衝動に駆られました。

そしてここで耐えること3年。

自然が多く、人種的には白人が多く住む地域に引っ越ししました。

コアラさんが思い描いたオーストラリアのイメージ♡

大満足のコアラさん。

遂に念願のダーリンと二人暮らしです。

新天地で就職活動

引っ越しもひと段落し

アパートで一人ボーッと過ごすのも嫌いじゃないけど、お金にはならないし…

そろそろ仕事しなきゃなぁ…なんて思い始めたコアラさん

するとアパートから見下ろせる距離に、なんとラーメン屋を発見!

そして店頭にはアルバイト募集の看板が日本語で出ていました。

もちろん働く前のお店チェックは抜かりなく!ということで、

ダーリンと偵察を兼ねたラーメン試食会。

ラーメンの味は…まぁ、普通。

メニューはラーメンと丼物、巻き寿司がメイン。

人種のるつぼの国らしく、ベジタリアンメニューもありました。

”オーストラリア人が好きそうな和食メニューのオンパレード”

といった感じが適切な表現でしょうか。

他にもオリジナルメニューがあったりと、セールス努力を感じさせるお店です。

働いていたスタッフは日本人がメインでした。

後日、お昼の忙しい時間帯を避けてお店に求人があるかの確認に行きました。

コアラさん
コアラさん

飲食店への求人応募や問い合わせは、忙しいピークタイムを避けて行いましょう!

シドニーのラーメン屋で面接 〜 採用

ラーメン

レジュメ(履歴書)を持参してオーナーと面接とのこと。

はい、またまたジャパレスあるあるネタで

オーナーは日本人ではなく、マレーシア系の移民でした。

コアラさん、永住権もあるし、ウェイトレス経験もあるし、日本人だし、

自分で言うのもなんですが、ジャパレスにはもってこいの人材。

なので、勿論即採用です。

ただ、時給が…AUD$16スタートとのこと。

また違法じゃん!って思ったのも束の間、前回のジャパレスより$2高い!

スタートが$16ってことは上がる可能性もあるってことだし… とプラス思考に転換。

でも 結局最後まで昇給することはありませんでした。

本当はお給料の交渉など、この面接の場で出来れば良いのでしょうが、

コアラさん、日本の謙遜文化を身にまとったような性格。

自己評価も低く、自分をアピールするのも苦手な輩です。

面接の後すぐ、ランチの忙しい時間に1時間トライアルとして働きました。

思った以上の忙しさ、みんなも忙しすぎてコアラさんに構ってる暇なんてありません。

アタフタしている間に勤務終了!

先行き不安だなぁ…なんて思いながら賄いのラーメンをすすってました。

シドニーのラーメン屋でお仕事開始!

その後シフトをもらい本格的に働き始めました。

こちらのジャパレスと以前働いていたジャパレスとが大きく違う点は、

客層とスタッフ層です。

客層

こちらのお店は地域柄、お客さんの殆どがオーストラリア人です。

とってもフレンドリーで接客するのはとても楽しかったし、英語の勉強にもなりました。

スタッフ層

一般的にジャパニーズレストランはワーキングホリデースタッフで構成されることが多いなか、

こちらのレストランのメインスタッフは永住権を持った日本人女性でした。

コアラさんよりも年上でオーストラリア歴20年以上、

子育てもひと段落しているような、お局中年主婦が大多数。

そしてこの方達、めっちゃ癖あります (笑)

一概には言えませんが、海外に長く永住出来るタイプの日本人女性に共通する特徴ってあると思います。

ちょっとデリカシーに欠けていたり、空気を読むという日本の特有の文化が苦手というか…

日本社会でやっていくのが難しいタイプの人が多いと思います。

日本の文化が合わずに飛び出してきた人、

ワーホリビザでちょっとの滞在のつもりが、そこで出会ったパートナーと結婚、子供ができて

オーストラリアに辿り着いた人など、きっかけは様々ですが、

海外で生活するということは、精神的に強くならざるを得ない部分が多いと思います。

コアラさんもいつか強くなれるかなぁ…

そんな日を夢見て今生活しています。

人間関係でのストレス

いじめの様子

話は少々逸れましたが、コアラさん、この手の方々と働くのがとってもストレスでした。

ランチ、ディナータイムは特に忙しいお店だったので、みんなイライラしていました。

言葉遣いもきつく、ミスしようものなら、責め立てられ、箸が飛んできそうな雰囲気です。

初日、ラーメンどんぶりが熱すぎて、片手だけでは持てずに怒られたり

忙しくて豚骨スープを掻き回すのを忘れて怒鳴られたり…

そして女性が集まれば始まるゴシップトーク

今自分の陰口を言われているかも… なんて自意識過剰気味のコアラさん。

あぁ、人間関係って面倒くさいなぁー

フォローするようですが、お局さんの中でも癒し系の方もいましたし、

その方達と一緒のシフトの時は、和やかなムードでストレスもありませんでした。

オーストラリア人スタッフとの仕事

一方、日本に興味があるオーストラリア人学生が数人働いていました。

とってもフレンドリーだし、働き方に余裕があるというか、仕事も丁寧に教えてくれるし♡

なんかこういうのいいなぁって純粋に思いました。

ジャパレスでオーストラリア人と働けたのは貴重な体験でした。

仕事を辞める理由

オーストラリアのドル紙幣

約9か月の間、頑張って働きました。

仕事もある程度慣れ、お局スタッフ達ともなんとか上手くやっていました。

接客を通じての英語のやり取りにもなれて、少し自信もついてきました。

ただやはり最低賃金に満たない$16に我慢できませんでした。

賃金についての話って、ここではタブーだったので誰にも相談できなかったのですが、

コアラさんより後に入ったスタッフさんが、面接時に交渉でお給料アップしてもらった。

という話を耳にしました。

コアラさん気づいたら、店のスタッフの中で一番低賃金で働いてました。

人の足元見るのもいい加減にしろぉー!!

違法賃金なのにお給料は堂々と銀行振り込みされてました。

ちなみに現金でもらっている人もいました。

オーナーに対する不満と不信感。

交渉できない自分のせいかもしれないけれど、なんだか悔しくて、

怒りがこみ上げてくると同時に涙が溢れ出てきました。

法的手段に出ることもできますが、コアラさん、小心者だし、争いごとは嫌いです。

なのでまた転職活動を始めることにしました。

今度こそもっと良い仕事に就きたーい!

と意気込んだところで、次の記事に続きます。

はっぴーさん
はっぴーさん

最後まで読んでくださってありがとうございました♡

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