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オーストラリアで職探し! 日系企業で事務スタッフとして働いた話

office仕事

こちらはオーストラリアのシドニーに移住した、私コアラさんが体験したお仕事についての記事になります。

前回のジャパニーズレストランで働いた記事をまだ読んでいない方は是非こちらを先に読んでみてください。

ワーキングホリデービザ、それ以外でも就労可能ビザを持っている日本人が比較的簡単に就ける仕事の一つに、外国で活動する日本企業、すなわち日系企業での仕事があります。

日系企業と言っても様々な業種、職種がありますが、今回は日本食品卸業を行う、日系企業でオフィスワーカーとして働いた体験記になります。

ジャパレスからの転職活動

就職活動の様子

オーストラリアに移住して初めて就いた日本食レストランでのウェイトレスの仕事でしたが、

勤めて約半年ほど経ちまして、

オーストラリアの最低賃金には程遠い低賃金で働き続けることに嫌気がさしてきました。

なので、転職活動を開始!

コアラさん、日本では事務職として働いた経験が長いので、出来たらオフィスで働きたい…

でもここはオーストラリアだし、英語が…と考えるとネイティブの人が働くようなオフィスでは雇ってもらえそうにもありません。

というか恐れ多くて、挑戦する気も起こりません。

とりあえず在豪日本人向けの生活情報サイトで有名なJams.TVの求人欄を毎日チェックしていました。

こちらのサイト求人募集は、ほぼ日本語で記載してあるので、問い合わせや応募は比較的にし易いんですよね。

ただそこに求人を募る会社にホワイト企業は少ないと思います。

給料に関しては「面接時に相談」とか「働きに応じてお支払いします」みたいな記載をして、

面接に行ったらオーストラリアの最低賃金以下なんてことはザラにありますし、

現金手渡しのキャッシュハンドも少なくありません。

コアラさんの知り合いで、マッサージセラピストの仕事ということで面接に行ったら

セクシャル系のマッサージの仕事だったなんて話も聞きました。

そんなサイトと知っていながら、ついつい頼ってしまうコアラさん。

こちらから日本食材を扱う日系企業2社で事務職のポジションでの募集広告を発見!

日系企業に応募

採用担当者宛に日本語で記載した履歴書を添付したEメールを送り、

待つこと数日、両方の会社から面接の連絡をもらいました。

面接も日本語、永住権ビザということも味方して、2社に応募して両方採用をいただきました。

わーい!選択肢があるなんて…単純に嬉しい♡

一方の会社では営業事務、もう一方の会社では発注業務のサポートのお仕事でした。

前者は電話対応がメイン、しかも仕事の開始時間がめっちゃ早い… ということでお断りしました。

仕事の内容からすると後者の発注業務の方が興味をそそりました。

日本から商品を輸入するにあたってのサポート業務。

インボイスのチェックや船積み書類のチェックなど、

コアラさんが日本を離れる直前に取得した貿易実務の資格が役に立ちそうだったのでこちらに即決!

発注業務サポートのお仕事に転職できました。

オーストラリアでオフィスデビュー

フォークリフトを倉庫で運転する男性
蛍光色のベスト着用の男性

オーストラリアで念願のオフィスデビュー!

とはいえ、ほぼ従業員が日本人の日系企業、倉庫での事務だったので、服装も超カジュアル。

倉庫内を歩く際には、労働安全規定で定められた蛍光色のベストを着用

オフィスで働くOLイメージとはちょっと違うけど…

オーストラリアの初仕事の雇用条件があまりにも酷かったので、それでも大満足のコアラさん。

Tax File NumberとSuperannuationとは

緊張の就業日初日、初めてTax File Number(タックスファイルナンバー)やらSuperannuation(スーパーアニュエーション)の口座などを会社から求められ、

やっとオーストラリアで一人前になったような気持ちになりました。

Tax File Number(TFN)とはオーストラリアで仕事ができるビザを持つ人に発行される納税者番号です。

一度取得したら、その番号を一生使います。

なので番号は忘れないようにしましょう!

申請は以下のAustralian Taxation Office(ATO)のサイトから無料でできます!

Australian Taxation Officeのサイト

スーパーアニュエーションは国から払われる年金であるAge Pensionの他に、

自分でファンドを選び運用し老後の為に積み立てていく確定拠出年金制度です。

(国から払われる年金であるAge Pensionの上に積み上げられていくイメージ)

Super(スーパー)と短縮形で言われたりします。

前回働いていたジャパレスではもちろん、スーパーになんて入れてもらえる身分ではなかったので、運用ファンドについては無知でした。

なので今回採用してもらった会社が懇意にしているファンドのスーパーに加入することにしました。

勤務開始

週5日、月曜から金曜日の8時間勤務。

4週間のトライアル期間は日給でAUD$120、それ以降で本採用となるとAUD$154となります。

今思えば4週間のトライアル期間の金額は違法賃金でしたが、その時は仕事を覚えるのに必死すぎて、気に留めていませんでした。

コアラさんのポジションはワーキングホリデービザで就労期限が終了となる方の引き継ぎでした。

とてもフレンドリーな方で、引き継ぎの仕事も丁寧に教えてくれたので、

彼女と入れ違いで働く事になるのがとても残念でした。

仕事自体は、人とのコミュニケーションもあまりなく、黙々とこなすものが多く、

書類やデータの細部をチェックしたり、売上データの更新など嫌いではない業務でした。

メールや取引先とのやり取りなどでたまに英語を使うくらいで、スタッフ同士のコミュニケーションは日本語だったのでオーストラリア感はほとんどなし。

部署内ではパートタイム契約はコアラさんだけ、他のみんなはフルタイムの社員でした。

どこでもあるある人間関係

いじめ、嫌がらせされている様子

そして社内での人間関係は…

あまり敵を作らずにどこででもそつなくこなせるタイプのコアラさんですが、

はい、苦手なタイプの人がやっぱりいました!

その人の特徴、ちなみに、少しだけ年下の同年代の女性でしたが、

  • オーストラリア在住歴が長いことをさり気なく自慢。
  • 日本語が変なのは海外生活が長いからだと言い訳する。
  • 人に教えるのが下手、そして色々と意地悪。

コアラさんの前任者の方がとってもフレンドリーで感じの良い方だったという話をしましたが、

コアラさんも人に何かを教える時は、結構丁寧に優しく、出し惜しみなしを心掛けています。

それが仕事だったら尚更で、例えば仕事を引き継いでくれる人には、自分がいなくなった後も困らないように親身になっちゃうタイプです。

だから尚更、教えるのにケチな人ってリスペクト出来ないっていうか… 苦手です。

コアラさん、もともと彼女がやっていた仕事を引き継ぐことになりました。

その仕事内容は契約時の業務内容以外の仕事だったので、ぶっちゃけ不満でしたが、

ここは仕事だと割り切って…

とりあえず彼女から直接、引き継ぎの仕事の説明を受けました。

気を遣いながら質問したり、メモも所々取りながら、自分なりにノートにまとめてはいました。

コアラさん
コアラさん

でも仕事って説明だけを聞いて、すぐにできるわけではないですよねー

小心者のコアラさん、実際その仕事を初めて一人でやる前に彼女に確認のお願いをしました。

すると…

「あれー、こないだ説明した時に、メモ取ってましたよね?それ見たら出来るんじゃないですか?」

って嫌味な言葉が返ってきました。

めっちゃムカつきました。

初めから微妙なタイプだとは思っていましたが、はい、”苦手な人”として確定!

結局その仕事に関しては、もともとその仕事を彼女が担当する前にやっていたという上司に

再度教えてもらうことになりました。

っていうか、もともとその上司から直接教えてもらってれば何の問題もなかったのに…

会社ってそういうこと色々ありますよねー

オフィスでの机の配置上、常に彼女の顔が自分の視界に入ってくるし、

また何か嫌味を言われるんじゃないかなど鬱々としながら仕事をしてました。

ストレス

オフィスでストレスを感じる女性の様子

そしてこちらの職場にもう一つのストレスがありまして…

オフィスに窓がない!

こちらの会社のオフィスは倉庫に併設されており、窓がない部屋でした。

オフィスというと聞こえが良いのですがのいわゆる仮設事務所みたいな雰囲気。

コアラさんはこれには凄いストレスを感じました。

埃っぽいオフィスの蛍光灯の下で黙々と作業する日々、その上嫌いな人が目の前にいる…

憂鬱だなぁ、仕事辞めたいなぁ…

と思い始めました。

結論そして決断

日本食材を社割で購入できたり、憧れの有給休暇、スーパーアニュエーション、

お金もそこそこ貯まるし、仕事帰りにポールダンスにも行ける。

前のジャパレスに比べたらメリットも多かったと思います。

でも、オーストラリアにいるのに英語環境じゃなーい!

オフィスに窓がなーい!

苦手な人がいるー!

この他にもトイレ掃除やオフィスのカーペットの掃除機掛け作業が当番制でまわってきたり…

不満を言うとキリがありませんが、

結局は英語が出来ない自分の不甲斐無さが引き起こした結果です。

英語という言葉の壁。

そしてこの壁を打破するには、やはり英語の上達しかない!?

という結論に行き着き…即行動。

はい、甘栗むいちゃいました。のノリで、お仕事辞めちゃいました。(笑)

オーストラリアに移住して僅か2年にも関わらず職を転々とする落ち着きのないコアラさん。

約1年働いた日系企業での事務職を辞めて、TAFE (Technical and Further Education)

と呼ばれる公立の専門学校の英語コースにフルタイムで通う決断をしました。

そして英語コース終了後に待っていた仕事とは…

 ということで次の記事に続きます。

はっぴーさん
はっぴーさん

最後まで読んでくださってありがとうございます

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