オーストラリアでは日本でいう化粧水、クレンジングオイルが一般的ではないようで、
日本の美容の常識が世界の常識ではないんだなぁと実感しました。
コアラさん、化粧水はメーカーにこだわりはないものの日本にいた時は必ず使ってました。
メイク落としはオイル派だったので、ファンケルを愛用してました。
オーストラリアの基礎化粧品事情
オーストラリアはオーガニック化粧品が手頃な値段で購入できると聞いていたので、日本から持ってきた化粧水が切れるタイミングでドラッグストアーに探しに行きました。
色々なメーカーのブースを目を凝らしながら探しましたが、化粧水らしきものが見当たりません。
ミストトナーと書かれたスプレー状のものが化粧水なのかな?
と思いオーストラリアで手頃に買えるオーガニックブランドsukinのトナーを購入しました。
しかし使用感が??
顔にスプレーするごとに更に乾燥が酷くなる感じがしました。
(アヴェンヌウォーター使った時みたい)
全部使わなきゃもったいない精神でボディーに吹きかけたりしながら全部使いきった後、
A’kin、Swisseのトナーなど色々試しました。
残念なことに、どれも日本の化粧水のようなしっとり感は得られません。
聞いたところによるとオーストラリアでは洗顔の後にクリームやオイルを塗るのが定番のようで、日本でいうところの化粧水はないようなのです。
コアラさんはクリームやオイルの重たい感じは苦手。
化粧水の作り出すライトなしっとり感が好きなので意気消沈しました。
もちろん高級ブランドのものや日本製のものは、高いお金を出せば手に入るのですが、そんなところにお金をかけていられる身分ではありません。
なので、手作りしちゃってます。
コアラさんオススメ
超しっとり酒粕化粧水のご紹介です。
酒粕化粧水の作り方
材料
- 精製水 180ml
- 酒粕 20g
- グリセリン 小さじ1
- アロマオイル(ラベンダー・フランキンセンスなどお好みで) 数滴
アロマオイルは100%エッセンシャルオイルを使用しましょう!
グレープフルーツやベルガモットのような柑橘系のオイルは紫外線を吸収しやすくシミの原因になる可能性がありますので避けたほうが良いようです。
材料はオンラインでも購入できます。
植物性、食品添加物グレードのものだと安心ですね。
おすすめのアロマオイルはフランキンセンス、ラベンダーです。
ラベンダーオイルは何かと使えるアロマオイルなので1つあると便利。
器具
- ガラスの瓶 (写真1枚目)
- 保存用ボトル
- ガラスのコップ
- 茶漉し(ペーパーフィルターでもOK)
- スパチュラ
- じょうご
器具は消毒をした清潔なものを使用しましょう!
工程
- 瓶に精製水と酒粕を入れ混ぜ合わせる。(酒粕が溶けにくかったら、数時間放置してから混ぜましょう)
- グリセリン、お好みのアロマオイルを加えてよく混ぜる。
- 茶漉しやフィルターを使って漉したら出来上がり!
- 保存用のボトルに入れて冷蔵庫で保存する。
保存料無添加なので2週間以内には使い切りましょう。
漉した酒粕は嬉しい副産物
顔に塗って酒粕パックにしちゃいましょう!
自画自賛になっちゃうかもしれませんが、今まで使ってきた化粧水の中で一番シックリきます。
市販のものより値段も安いので顔だけじゃなく体じゅうにシュッシュって贅沢に使えますよ〜
お肌に異常が出た場合はすぐに使用するのを止めてください。
補足説明
材料の精製水についての補足なのですが
オーストラリアでは精製水が見つからないと思います。
蒸留水(distilled water)がスーパーなどでも購入できるのでそちらを使うか、
ろ過して沸騰させた水道水でもいいんじゃないかなぁって個人的には思います。
この化粧水の為に必要な量はたった180mlなのに、こっちで蒸留水買うと通常1.5Lのボトルです。
水なので腐敗が気になって結局使い切れずに処分することになってしまいます。
コアラさんも今までは蒸留水で作ってきましたが、
これから水道水で肌の様子を見ていこうと思います。
だってかの美容家 佐伯チズさんも「水道水使ってパックして大丈夫ですよ!」
っておっしゃってたし…
お金があれば精製水でどうぞって言ってましたが。
佐伯チズさんといえば、2020年6月に筋萎縮性側索硬化症(ALS)のためご逝去されたとのこと。
悲しいかな、この記事を書くにあたり知ることになりました。
心より御冥福をお祈りします。
最後に
オーストラリアで酒粕が手に入るなんてびっくりですよね。
主に日本食材店に置いてあります。
酒粕が手に入らないよぉ!
という方は是非、お水とグリセリンそしてお気に入りのエッセンシャルオイルで
手作り化粧水を作ってみてください!
最後まで読んできただきましてありがとうございました!
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