前回に引き続きオーストラリア(シドニー)のポール事情についての記事になります。
前回の記事をまだ読んでいない方はぜひこちらからどうぞ!
シドニー在住でポールダンスを始めてみたいと思っている方、コロナウイルスが収束したらオーストラリアにポール留学しようかなと思っている方、日本でポールダンスやってるけど海外のポールダンスがどんな感じか知りたい方、ポールダンスについての興味はないけどコアラさんについてもっと知りたい方は是非読んでみてください♡
- スポーツ系?ショーガール風?
- オーストラリアと日本のポールダンスクラスの違い
- クラスの種類
- Exotic Pole (エキゾティック ポール)
- Pole Grooves (ポール グルーヴス)、Advanced Pole Grooves (アドバンス ポール グルーヴス)
- Beginners Slap (ビギナーズ スラップ/初級)、Intermediate Slap (インターミディエイト スラップ/中級)
- Slap Grooves (スラップ グルーヴス)
- Tricks & Combos (トリックス&コンボ)
- Floorwork (フロアーワーク)、Advanced Floorwork (アドバンス フロアーワーク)
- Liquid Motion (リクィッド モーション)
- Contortion(コントーション)
- Handstands(ハンドスタンズ)
- クラスの時間、値段
- まとめ
スポーツ系?ショーガール風?
ポールダンスをスポーツと捉えて健全なイメージで表現することも出来る時代ではありますが、コアラさんの好みは断然セクシー路線のショーガールスタイルです。
コアラさんの通うシドニーのスタジオはセクシー系のクラスが多い、老舗のポールダンススタジオ Bobbi’s Pole Studioです。
そう、まさにコアラさんが習いたいと思っているポールダンスクラスがここにあります。
日本とオーストラリアのポールダンスの大きな違いは、
オーストラリアの方がショークラブで見るようなセクシーさを表現するクラスが豊富にあることだと思います。
最近は日本でもハイヒールシューズを履いてのクラスやセクシー系なフロアームーブメントを取り入れたクラスが増えているようですが、こちらのスタジオではそちらがメインと言っても良い程です。
驚くのは、シューズを履くか履かないかは自身の自由にもかかわらず、ビギナークラス、すなわち初めてポールを始める人の為のクラスの大半がハイヒールを履いてレッスンを受けています。
裸足が基本の日本のクラスとは大きく異なる部分だと思います。
オーストラリアと日本のポールダンスクラスの違い
コアラさんは日本での経験が少しあったので、とりあえずビギナー、 Intermediate 1 (インターミディエイト1) と呼ばれる初心者コースはスキップして、Intermediate 2 (インターミディエイト2) と呼ばれるクラスからスタートしました。
こちらでレッスンを受けて思うのは、初心者のレベルでもポールの扱いやフロアーでのムーブメントが上手い人が多いなぁということです。
ビギナーのクラスからポールを使っての踊り部分も教えてもらえるので自然と身についていくのだと思います。
日本のクラスはどちらかというとトリック重視で、ポールダンスのダンスの部分がオーストラリアのクラスよりは薄い気がします。
こちらでクラスを受け始めた当初、トリックの部分ではあまり苦労しなかったのですが、初心者クラスをスキップしてしまったため、この基本のポールさばきや、フロアムーブがなかなか出来ずに苦労しました。
クラスの種類
ここでざっとコアラさんの通うポールダンススタジオにどんな種類のクラスがあるかを紹介をしたいと思います。
<ポールダンスクラスレベル分け>
- Beginners
- Intermediate 1
- Intermediate 2
- Intermediate 3
- Intermediate 4
- Intermediate 5
- Advanced
- Elite
<その他のクラス>
- Exotic Pole
- Pole Grooves
- Advanced Pole Grooves
- Beginners Slap
- Int Slap
- Slap Grooves
- Tricks & Combos
- Intro to Flow
- Strip
- Free Your Style
左上の<ポールダンスのレベル分け>の表をご覧下さい。
Beginners (初心者) ~ Elite (上級者)とはベーシックなポールダンスのクラスの分類になり、表の下にいくほどレベルが高くなります。
ちなみにコアラさんは今ようやく一番上のレベルEliteになりました!
スタジオに通いたての頃は、そこに辿り着くことを目標にしておりましたが、
いざ到達してみるとまだまだですね…日々精進です。
どうやったら上のレベルに進めるのかと言いますと…
各レベルで必須のトリックがありまして、それをクリアーできて、先生の了承を得ればOKとなります。
そしてこちらのすべてのクラス、前回の記事でも書いたように、毎ターム振り付けがありまして、8週目にお披露目会 (プチ発表会)です。
右上の表では<その他のクラス>とカテゴライズしているのですが、
これらのクラスがとっても魅力的なのでご紹介
Exotic Pole (エキゾティック ポール)
ポールダンスのセクシーな側面が身につくクラスです。
コアラさんが習得したいなぁと思っている動きが全て詰まっていると言って過言ではない気がします。
フロアームーブ、ラップダンス、ポールダンスを取り込みセクシーにねっとりと踊るクラスです。
セクシーな動きってこんなにコアマッスル使うんだ!とか気づきが多いです。
こちらも8週目にお披露目会ありです。
Pole Grooves (ポール グルーヴス)、Advanced Pole Grooves (アドバンス ポール グルーヴス)
コアラさん、初めてこのクラスの名前を聞いた時、何をするクラスか全く見当がつきませんでした。
Pole Groovesは週ごとに新しい振り付けで踊ります。
1回で1曲完結なので、振り覚えの悪いコアラさんには少々キツイ!
誰でも慣れないうちはついていくのが辛いと思いますが、数回クラスに出席するうちに、先生の振り付けの傾向がわかってくるので楽になってきます。
その日の課題曲が自分の好みの曲だとテンションめっちゃ上がります!
めっちゃ有酸素運動なので「運動した!」という充実感が一番あるクラスかもしれません。
Advanced Pole GroovesはPole Groovesのリピーターで通常のポールクラスがInt 4以上のレベルの人が受講できます。
基本的な流れは一緒ですが、曲の間に入れるトリックが少々高度になってきます。
8週目に披露する曲は、前週までに踊った曲の中から投票で決めます。
Beginners Slap (ビギナーズ スラップ/初級)、Intermediate Slap (インターミディエイト スラップ/中級)
Slap(スラップ)とは?
Striptease(ストリップティーズ)とLap dancing(ラップ ダンシング)の略です。
何それ?という方、コアラさんがもう少し詳しく解説しましょう!
Stripteaseはいわゆる日本でストリップと言われるやつで、焦らしながらゆっくり服を脱いでいくこと。
ラップダンスとは椅子に座った男性の膝の上でセクシーに踊るダンスのことです。
いわゆるショークラブ的ダンスですねー。
コアラさんこのクラス受講したことあるのですが、とっても面白いです。
ショークラブダンサー経験ありの先生が、ハイヒールを履いている場合にどうやってセクシー且つ、もたつかずにパンティーを脱ぐかとか、普段誰も教えてくれないことを色々教えてくれます。
もちろん、クラスでは実際に全部脱ぐ必要はないので安心して受講できます。
8週目のショーではパートナーを連れてきてみんなの前でラップダンスを披露します。
お披露目会の中では一番盛り上がる気がします。
Slap Grooves (スラップ グルーヴス)
Pole GroovesとSlapの要素をミックスさせたクラスです。
毎週違う曲で踊ります。
Tricks & Combos (トリックス&コンボ)
こちらのクラスが日本のポールスタジオのやり方に近いのかなぁと思います。
コアラさんも今ターム参加中。
トリックやトリック同士のつなぎ方を学べます。
次の表で紹介するクラスもポールを使わずに踊る為のメッソッドを学ぶにはオススメのクラスになります。
<フロアームーブメントクラス>
- Floorwork
- Advance Floorwork
- Liquid Motion
<ダンス以外のクラス>
- Contortion
- Hand stands
Floorwork (フロアーワーク)、Advanced Floorwork (アドバンス フロアーワーク)
音楽に合わせて床の上を這うようにセクシーに踊ったり、転がったりと、ポールを使わずに床の上でセクシーに踊れる為の動きを手取り足取り教えてくれます。
前転やら後転やらマット運動を思い起こさせる動きがあるのですが、まさかこの歳になってから床の上でこんなことをするとは思いもしませんでした。
でもとっても楽しい!
膝を床につく動きがとっても多いのでニーパッドは必需品です。
Advanced FloorworkはFloorworkのリピーターで、先生の了承を受けた人のみが受けられます。
こちらも8週目にショーがあります。
Liquid Motion (リクィッド モーション)
Floorworkに似ているのですが、習った動きをつなぎ合わせてフリースタイルで踊る練習をします。
先生のお手本を見る限りは、床を這いつくばっているだけなのに、こんなに美しいのか!とウットリしてしまいますが、いざ自分がやってみると、服で床掃除してるのかよ!
とツッコミを入れられるくらい格好悪い(笑)
これでもか!というくらい床の上でゴロゴロしたり、這いつくばったり、壁を使ったセクシームーブをします。
Contortion(コントーション)
体の柔軟性を向上させるためのクラスです。
柔軟運動は間違ったやり方をしてしまうと、体を痛めてしまうことが良くあります。プロの先生の意見を聞きながら少しづつ積み重ねていくのが柔らかボディーへの近道です。
柔軟性が低いコアラさんには持ってこいのクラスかと思いきや、ストレッチクラスよりは強度が高いので、腰が悪いコアラさんは悪化を懸念して受講するのを避けてます。
Handstands(ハンドスタンズ)
倒立、側転など少々アクロバティックなクラスになります。
小学校時代にできなかった側転がこの歳になって出来るようになるなんて…感無量です!
クラスの時間、値段
タームごとに多少の変更はありますが、大体これだけの種類のクラスがあります。
各クラスの時間は1時間です。
以前の記事でも話した通り、ほとんどのクラスが週に何回かあるので、仮に自分のクラスの受講日を逃してしまってもキャッチアップで追いつくことが出来ます。
ちなみにお値段はほとんどのクラスが8週間コースでAUD$250
クラスを追加で取る場合、2つ目以降のクラスはAUD$130~$150となり、かなりのディスカウントになります。
まとめ
上記を読んでわかっていただけるかと思いますが、ポールダンスって色々なスタイルがあるというか、とっても奥が深いんです。
ポールのクラス以外でも柔軟性や筋力アップの為のクラスもあり、色々と求めすぎるときりがなくなります。
“上手くなりたい”の一心で無理をしすぎて身体を故障したり、人と比べて意欲をなくしたり…
人生と同じでポールダンスの道も紆余曲折、調子が良い日もあれば悪い日もある。
踊る人の数だけダンススタイルがあるのです。
自分の好みのスタイルを見つけて、それにフォーカスしていけば自分だけのオリジナルスタイルに到達できるはず。
コアラさんまだまだ自分のスタイルを確立するまでには程遠いですが、その過程を楽しめている気がします。
シドニーでポールダンスをやりたい人、絶賛募集中!
一緒に練習しましょう!
日本でポールダンスをやっている方でシドニーに遊びに来る予定のある方も是非!
カジュアルクラスも$35/hもありますので、ぜひオーストラリアでのポールダンスを経験してみて下さいね♡
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました♡
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