世界各国でコロナウィルスにおける規制が緩和されてきましたが、ここオーストラリアのシドニーでも観光客の姿が見られるようになってきました。
この記事を読んで下さっている方の中にもそろそろ海外旅行に行こうかなと思われている方もいらっしゃるかと思います。
海外旅行ってワクワクする一方、準備、様々な手続きなどで不安要素もありますよね。
その一つとして旅行中のインターネット回線、どうしよう?って悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方はぜひ今回の記事を最後までどうぞ!
この記事ではレンタルWiFi、SIMカードよりも気軽に海外でインターネットが利用できるということで最近注目されているeSIMサービスアプリ「trifa (トリファ)」の使用感をレポートしております。
eSIMとは
自分で抜き差しするSIMカードはみなさんご存知かと思います。
SIMカードとは、Subscriber Identity Moduleの頭文字の略称で、登録者の情報を記録したICカードという意味になります。
SIMカードは契約した携帯電話会社が発行し、その中に契約者の識別番号、電話番号、メールアドレスといった情報が記録されています。
eSIMの「e」は Embeddedの頭文字で、埋め込まれたという意味があり、SIM機能が端末本体に埋め込まれているということです。
eSIM対応端末はトレイを開けてSIMカードの抜き差しをしたり、ピンを触る必要はありません。
通信事業者が提供するアプリやウェブサイトを通して通信プランを契約することで、すぐに通信プランが使えるようになります。
eSIMを使うためには2つ確認事項があります。
この2点を満たしていたらスマートフォンでもタブレットでも利用できます。
trifa(トリファ)とは
このeSIMを使って世界195カ国で対応可能な通信サービスを提供しているアプリがtrifaです。
trifaは世界各国の通信会社及びMVNOから通信を購入して販売を行っています。
現在195カ国以上で利用できる海外用のデータ通信をtrifaのアプリをダウンロードすることによって購入することができます。
trifaのアプリから通信サービスを購入することによって、海外用のモバイルWifiを借りたり、SIMカードをわざわざ購入しなくても、すぐに自分のスマートフォンで旅先の国のインターネットが使えるようになります。
便利な世の中だねー
trifaを使ってみよう
trifaオフィシャルWEBサイトによりますと3ステップで利用できるとのことです。
STEP1:アプリのインストール
STEP2:行き先を選んで、好きなデータープランを購入
STEP3:アプリの手順に従ってデーターを自分のスマートフォンにインストール
これだけ見ると簡単そうなのですが、実際はどうなの?
ってことで、実際コアラさんのiPhoneにtrifaの設定をしてみました。
1、アプリをインストール
まずはアプリをスマートフォンにインストールします。
Android、iPhoneのどちらでも利用可能なので、ご自身のスマートフォンに合わせて以下のリンクからダウンロードします。
トリファ – 海外旅行用に最適なeSIMならtrifa
ERAKE Co., Ltd.posted withアプリーチ
2、アカウントの登録
ご自身のアカウントを登録します。
1、trifaのアプリを開き右下のプロフィールをクリックします。
2、マイページを開いたらアカウント登録をクリックします。
3、登録項目( 姓 /名 /Email /Password )を入力し登録をクリックします。
これでeSIMを購入するためのアカウント登録が完了しました。
3、渡航先を選びeSIMを購入
1、渡航先の国を選んでクリックします。
2、購入プランを選んでクリックします。
3、注文内容を確認したらクリックして確定します。
4、プランの内容と金額確認をしたら「支払い方法を選択」をクリックします。
5、クレジットカード画面で「クレジットカードを登録する」をクリックします。
6、クレジット情報を入力したら「登録」をクリックします。
7、使用できるクーポンがあれば「クーポンを利用」をクリックします。
8、クーポンコードを入力して登録をクリックします。
9、確認項目に同意してチェックを入れたら「購入を確定」をクリックします。
10、注文が完了の画面が表示されます。
11、登録したメールアドレス宛にメールが届きます。
trifaをまだご利用されたことがない方はお得なクーポンが利用できます!
現在キャンペーンが終了してしまった為、クーポンコードは使えないようです。
クーポンコード「AHJHV」をクーポン入力画面に入力すると
10%OFFでeSIMを購入することができます。
4、eSIMをインストールし回線を切り替える
QRコードを使った設定方法の場合は端末が2台必要になるので、今回はiPhone1台あればできる方法で設定していきます。
1、「マイeSIM」をクリックし、先ほど購入したeSIMプランをクリックします。
2、「eSIMをインストール」をクリックします。
3、QRコードタブの横の「手動タブ」をクリックします。
4、「SMDP ADDRESS」「MANUAL ACTIVATION CODE」右側、コピーのアイコンをクリックします。
5、iPhoneの「設定」画面に移動し、「モバイル通信」をクリックします。
6、「モバイル通信プランを追加」をクリックします。
7、4でコピーした2つのコードを貼り付けます。(確認コードは空欄のままでOK)
8、「モバイル通信プランを追加」をクリックします。
9、続けるをクリックします。
10、新たに「仕事」というモバイル通信プランが追加されました。
11、追加したプランをオンにします。
12、追加した回線をオンにして有効化し、データーローミングを有効化したら数分待ちます。
上の画像で左上の回線状況が切り替わっているのが確認できるかと思います。
これでeSIMが使用できる状態になりました。
trifaをシドニーで実際に使ってみた感想
4Gだけど実際は…?
コアラさん、オーストラリア国内での携帯電話は格安SIMのamaysimと契約しております。
amaysimの通信規格はオーストラリアの大手通信会社Optus(オプタス)の4Gです。
trifaがオーストラリアで提携しているプロバイダーもOptusのものになります。
これだけ考えると、コアラさんがこちらで4Gを使えるエリアはtrifaのeSIMを使っても4Gのはず!?
なのですが、シドニー周辺エリアで使えるのは3G回線のみでした。
4Gの通信速度に慣れてしまっているので、3G回線の読み込み速度の遅さに、ちょっとイライラしてしまいますが、通信回線自体には問題なく、グーグルマップ、SNS、LINEでの音声通話、カメラ通話も問題なく使えました。
Youtubeなどの動画も読み込みまでに多少時間がかかるものの、普通に観ることができました。
海外で道に迷った時、現地での情報収集程度の使用だったら十分だと思います
WiFi使用で節約可
3G回線でも異国の地で自分のスマートフォンがインターネットに繋がっているということで、大きな安心感を得られると思います。
シドニーの有名な観光スポットでは、複数の無料WiFiスポットがありますし、ホテルに滞在する場合だったらホテルのWiFiを利用できます。
その辺りを上手く利用すれば、 eSIMのデーター量もかなり節約できると思います。
大らかな気持ちで使う
trifaのeSIMはコアラさんがシドニーで行動している範囲では使用することができましたが、場所や時間帯により回線が混雑して通信速度がかなり遅くなる場合もありました。
そんな時は一度利用をやめて、暫くしてから再アクセスしてみたら読み込むようにはなります。
ちょっと根気がいりますが「10年くらい前の時代はこんな感じだったよなー」
位の心の余裕を持って、旅行は楽しみたいものですよね。
日本への一時帰国にはどう?
日本帰国時に毎回面倒だなーと感じるのが、スマートフォンのインターネット回線の手続きです。
移住後、初めての帰国は1週間程度と滞在期間が短かったこともあり、深く考えずに空港で売ってる割高なプリペイドSIMを購入しました。
一人空港で悪戦苦闘しながら設定したのを覚えています。
2回目の帰国は約1ヶ月の滞在と前回よりも長めの滞在でした。
空港で売られているSIMカードは高いということを知り、実家に着いてから店頭に行って購入することにしました。
空港から実家に帰るまでインターネットの繋がらないiPhoneに不安を感じるコアラさん。
trifaで日本のデータプラン購入すればこの不安解消じゃない?
と思ったのですが、trifaでの日本のプラン、他国のプランに比べるとかなり割高になっております。
うーん、この値段だとちょっと考えちゃいますよね。
裏技的な使い方なのですが、アジア周遊プランというお得なパッケージを発見しました!
アジア周辺国を色々旅したい人にはもちろんおすすめなのですが、アジア周遊プランの対象国は37カ国あり、その中に日本も入っています。
滞在期間が8日以内の短期帰国であるならばアジア周遊プランを選ぶとコスト面ではお得です。
使用対象国37カ国、8日間で6GBも使えて¥1,710というお値段で魅力的なプランなのですが考慮すべき点もあります。
- 日本でのネットワークはLTE/3Gに限定されてしまうこと。
- 追加チャージ機能が利用できないこと。
- テザリングができない
こちらのプランは上記事項を考えた上で、ご自身の用途に合わせてご検討下さい。
日本プランのtrifaのeSIMサービスは
日本でSIMの差し替えなどせずに、すぐにスマホでインターネットを使いたい!
新たにSIMカードを購入するまでの繋ぎとして使いたい!
という方には向いているかと思いますが、コアラさんのようなコスト面を気にするタイプの方は、プリペイド式SIMカードを購入した方が良いと思います。
最新情報!
2024年5月に3週間、日本一時帰国してきました。
31日間有効な10GBプラン¥5,000のものを選んだのですが、データー全然使い切れませんでした。
動画やSNSなど頻繁に使用されない場合は、その下の5GBのプランで十分かもしれません。
サポートがしっかりしている
trifaでは、プランに関しての相談やeSIMの設定方法などで困った時にはいつでもLINEチャットで相談することができます。
世界のどこにいても、24時間チャットでのサポートを日本語で受けることができるのでとても心強いと思います。
コアラさんが実際にチャットで質問した事項は、約1時間後に返信を受け取り回答を得ることができました。
まとめ
観光など短期滞在目的の場合、面倒な手続きのないtrifaのサービスはとても便利だと思います。
今回、シドニー市内では3G回線しか使用できず、インターネットは使えるけどちょっと遅い!
というのが率直な意見です。
コアラさん的におすすめの使い方としては、一番安い1GBのプランを購入してみて、現地でどの程度使えるかをお試ししてみるのをおすすめします。
それで使い勝手に問題がないようだったら、更にデーターを追加チャージするもよし、フリーWiFiを利用し、1GBで乗り切るのもありだと思います。
ちなみにデーター追加購入した場合は割安になるようなので良心的ですよね。
eSIMで海外旅行のハードルが少し下がった気がしませんか?
コアラさんもそろそろ海外旅行したい♡
長い記事、最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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